介護タクシー 新人が入りました
- cast74
- 6月15日
- 読了時間: 3分
更新日:6月17日
当社が加盟している介護タクシー団体では、開業を希望される方との面談が毎月のように実施されており、平均して2ヶ月に1名のペースで新たな開業者が誕生しています。
この団体は、東京・埼玉・神奈川・千葉・多摩地区・茨城にまたがり、現在250名を超えるメンバーが在籍している大規模な組織です。
人数が多いからこそ、団体としての規律を大切にしており、「誰でも歓迎」というわけではありませんし新規入会を希望する方には、担当委員を交えた面談が行われ、場合によっては入会をお断りすることもある厳正な体制をとっています。
もちろん、どんな世界でも「人を見抜くことの難しさ」はつきもので、面談時には好印象でも、後に「やはり加盟させるべきではなかった」と感じたケースも正直ありだからこそ、私たちは人柄と志を大切にしています。
他の介護タクシー業者の中には、二種免許さえあればすぐに現場に出せるというところもあります。しかし、私たちの団体では「初任者研修修了」が入会の必須条件となっており、無資格での加盟はできません。これは、介護に携わる者としての最低限の知識と姿勢を重視しているからです。
実際に、団体には東京消防庁出身者や、介護支援専門員、介護福祉士などの有資格者も数多く在籍していおり、私の担当エリアでも、奥様が看護師でケアマネ、ご主人が介護福祉士としてドライバーをされているご家庭など、医療・介護の専門性を持った方々が活躍しており、他の介護タクシーとの違いを実感いただけるはずです。
今月(6月)に新たに開業された方も、「初任者研修修了」と「東京消防庁認定 患者等搬送乗務員資格」をお持ちで、開業までに8回の現場研修をしっかりと積まれてのスタートとなりました。
研修では、先輩ドライバーの車に同乗しながら、「接遇が素晴らしかった」「機材の使い方が参考になった」といった実地の学びが多く得られる環境がありこうしたリアルな体験を積め多くを学べる事るも、当団体の大きな魅力のひとつです。
実践デビューとなっても「○○病院の駐車場は?」「○○区の福祉請求の仕方?」「正しい階段介助の仕方?」「布担架何が良いの?」等々の悩み事も先輩方からアドバイスを受けられ
忙しくなって来てもグループの仲間が代行して下さり、利用者様に断るなどの迷惑をかけません
介護タクシー業界も競争の時代です。「○○さんの強みは?」「他の業者との違いは?」「料金は?」と、利用者様から比較されることが当たり前になってきています。
新人の方にとっては売上ももちろん大切ですが、それと同じくらい、「自分にしかない魅力や価値」をしっかり伝えていくことが、これからの時代に必要だと私は考えています。

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